車の鍵を紛失した時の探し方や解決方法を解説

車の鍵を紛失した時の探し方

車の鍵を紛失したら、探すことから始めます。

どこを探すのが良いのか解説しますので、一緒に探してみてください。

スマートキーを紛失した状態でもエンジンがかかるか確認

スマートキーを紛失した場合、車のドアになるボタンを押して鍵が開くかどうか確認してください。もし開いた場合は、そのままエンジンをかけられるか確認しましょう。

鍵が開いた場合は、車の近くや身の回りに鍵があります。エンジンがかかった場合は身の回りや車の中に鍵がある可能性が高いです。

スマートキーの電波は0.5～1.0mの距離まで反応するので、エンジンがかかるなどの現象が起こったなら、鍵がすぐそばにあります。

身の回りや通って来た道、お店を探す

スマートキーでなかったり、反応しなかったりした場合は、身の回りに鍵がないか隈なく探しましょう。ポケットやカバン、買い物袋の中などに入っていたケースは多々あります。

それでも見つからない場合は道中やお店で落としたかもしれません。カバンやポケットから何かを取り出した時に落としている可能性があるので、そのような行動を取った場所を中心に探しましょう。

お店に置いてきたと思ったら、電話などで届いていないか確認すると効率よく探すことができます。

交番などに相談する

落とし物として交番や警察署に車の鍵が届いているかもしれません。なので、落としたと思われる管轄の警察署や交番へ行き、届いていないか確認しましょう。

もし届いていない場合は、今後届くことを想定して遺失届を提出してください。そうすることで見つかった時の受け取りがスムーズになります。

家の中で車の鍵をなくした時の探し方

家の中で車の鍵がなくした場合は、よく荷物を置くところから探してみてください。ベッドやソファなどに荷物を置かれる方は、隙間や下に落ちている可能性があります。家具の裏側など見えないところに落ちている可能性も高いです。

他には、子どもやペットがおもちゃとして持ち運んだ可能性も考えられます。おもちゃ箱や子ども・ペットがよくモノを運ぶ場所も探してみましょう。

紛失したスマートキーを探すアプリはあるのか

スマートキーから発せられる電波を拾うアプリがあればすぐに見つけることができます。しかし、そのようなアプリは未だ開発されていません。

自力で探し出すか、金属探知機のようなものを使うかになります。スマホが金属探知機になるアプリもありますが、精度が低いのでスマートキーを探すのには向いていません。

精度の高い金属探知機をインターネットサイトなどで購入し、なくしたと思われる場所で使用すると見つかる確率を高めることができます。

車の鍵を紛失した時の解決方法

車の鍵がどうしても見つからない場合は

のいずれかの方法で解決することになります。

スペアキーを使う

自宅などにスペアキーがある場合は、それを使って車を動かしましょう。自宅へ取りに行ける範囲ならタクシーなどを使って自力で取りに行くのが良いです。

もし、旅行先など自宅へ取りに行けないような場所の場合は、郵送などで鍵を送ってもらいましょう。ただし、届くまでに数日かかるので、長期滞在でない場合は別の方法を使うのが良いです。

レッカーで車を持ち帰る

自宅から近い場所で車の鍵を紛失し、スペアキーも無い状態ならレッカーで自宅へ運ぶのが良いです。

長期間の駐車による迷惑を回避することができるほか、急いで鍵を作って運転できる状態にする必要がなくなります。

鍵ができるまでに時間のかかるディーラーに依頼しても問題なくなるので、急いでいない方はレッカーの利用を検討しましょう。

鍵を作る

車を運転するには鍵が必要なので、鍵を紛失したら鍵を作りましょう。スペアキーが1本も無い時はもちろん、スペアキーが残り1本しかない時も今後に備えて作成しておくのが良いです。

すぐに鍵が必要な場合はその場で作成してくれる業者、1～2週間待てるならディーラーなど、置かれた状況によって依頼する業者を選びましょう。それぞれのメリット・デメリットはこの後解説します。

スペアキーが無い状態から鍵を作れる業者

車の鍵を紛失して手元に鍵がなかったり、スペアキーが1本もなかったりした時に鍵を作れる業者をご紹介します。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、ぜひ目を通してみてください。

ディーラーで車の鍵を作成する

各メーカーのディーラーで鍵を作成することができます。純正の鍵が比較的安く手に入るので、解決にかかる費用を抑えたい方におすすめです。

ただ、イモビライザーが搭載された車種の場合、コンピュータをまるごと交換しなければいけない可能性もあるため、10～20万円以上かかることもあります。

また、鍵が納品されるまでに1～2週間ほどの時間を要するので、すぐに鍵を手に入れたい方には向いていません。レッカーで持っていく必要もあるので、その分の費用も考えておきましょう。

鍵屋さんで車の鍵を作成する

すぐに車の鍵が必要な方は鍵屋さんに依頼しましょう。現地へ駆け付け、その場で鍵開けから鍵の作成まで行ってくれます。

鍵屋さんによりますが、イモビライザー登録も行うことができるので、開けるだけではなく運転できる鍵の作成も可能です。

ただ、その場で鍵を作成できる技術や道具を使用しているので、その分作成にかかる料金が高くなりやすいので、すごく安く済ませたい方には向いていません。

自動車保険の付帯サービスで車の鍵を作成する

保険会社や契約内容によりますが、自動車保険の付帯サービスで車の鍵を作成することが可能です。

その場で鍵を作成できる場合もあれば、レッカーで最寄りの修理工場まで運ぶこともあります。

保険期間中に1回だけ使用でき、料金は無料です。加入している場合は付帯サービス専用ダイヤルから連絡しましょう。

車の鍵を作るのに必要なもの

車の鍵をディーラーで作成する時に必要なものは

です。

車の所有者以外が鍵を作成する場合は、所有者との関係が分かる書類（住民票など）が必要になります。

キーナンバーとは、車の鍵を最初にもらった時に付いてくる金属のプレートに記載されている番号です。この情報から鍵を作成します。

キーナンバーがない場合は、車から鍵を外して確認することになり、その分の工賃が上乗せされます。

鍵屋さんに依頼する場合はキーナンバーが無くても作成可能です。

車検証にキーナンバーの記載はある？

残念ながら車検証には記載されていません。

キーナンバーは金属のプレートにしか刻印されていないため、紛失すると車から取り出すしかなくなります。

これから新車を購入する場合は、キーナンバーのプレートはもちろん、紙などにメモして保管しておくようにしましょう。

車の鍵を紛失した時にかかる費用

車の鍵を作成する料金は、依頼する場所と鍵の種類、イモビライザーの有無、メーカーによって異なります。

鍵だけをディーラーで作成する場合は3,000～8,000円くらいです。イモビライザーが搭載された鍵の場合は5,000～10,000円上乗せされます。スマートキーを作成する場合は20,000～30,000円くらいです。

鍵屋さんに依頼すると、スマートキーやイモビライザーキーで10万円以上かかることもあります。

車の鍵作成はどこに頼むと安く解決できる？

ほとんどの場合、ディーラーで鍵を作成すると安く解決できます。

ただ、コンピュータごと交換するなどの作業が発生すると10～20万円以上の料金になるため、一概にディーラーが安いとは言えません。

コンピュータの交換が必要と言われた際は、イモビライザー登録できる鍵屋さんにも見積もりをもらいましょう。鍵屋さんの技術や機械によっては、ディーラーに依頼するよりも安く済むことがあります。

車の鍵を紛失しないための対策

今後車の鍵を紛失しないための対策をご紹介します。

まだなくされていない方も、ぜひ行ってみてください。

鍵をしまっておく場所を決める

外出先で鍵を持ち歩く場合は、特定の場所に毎回しまうようにしましょう。カバンの奥底やチャックの付いている場所にしまっておくと、他の物を取った時に鍵が落ちるということがなくなります。

また、紛失したことに気づきやすくなるので、探す範囲を狭めることも可能です。

鍵を置く場所を決める

家の中でも車の鍵を置く場所を一定にしておきましょう。家具の裏や隙間に落ちにくい場所が良いです。

また、スマートキーの電波を増長させて車の鍵を解除するリレーアタックを避けるため、缶の箱の中に入れておくようにしましょう。

スマートタグをつける

鍵を紛失しても位置が分かれば、取りに行くことができます。そこで有効なのがスマートタグです。

スマートタグをつけると、位置情報をスマホで確認することができるようになります。値段も2,000～5,000円くらいなので、鍵を紛失して作るよりも安いです。

万が一の備え、車の鍵に付けておきましょう。

車の鍵の紛失でよくある質問

車の鍵の紛失でよくある質問をまとめました。気になるものがあれば確認してみてください。

紛失した車の鍵で悪用されることはあるのか

紛失した車の鍵から特定される確率はそこまで高くありません。鍵の見た目から車を特定するのは非常に難しいです。

ただ、個人やナンバープレートの情報が記載してあるキーホルダーなどを付けている場合は、特定されてしまうので注意しましょう。

また、車のある場所と同じ敷地内で鍵を紛失した場合、すべての車を試されると特定されてしまいます。

不安なら車の鍵を交換しよう

鍵を紛失して、窃盗や車上荒らしなどの不安がある方は鍵の交換を検討しましょう。

鍵を交換すれば、キーを使ってロックを解除することができなくなります。イモビライザーやキーレスの情報も書き換えることも必要です。

費用や工事期間などはディーラーなどに問い合わせましょう。

JAFでも車の鍵紛失を解決できる？

JAFなどのロードサービスでは車の鍵紛失を解決することはできなくないですが、その場ですぐに解決とはなりません。

JAFは鍵を開けるまでしかサービスを行っていないので、鍵の作成はディーラーや鍵屋さんへの依頼が必要です。

解決するとしたら、レッカー移動してもらって、スペアキーを使うなどの方法になります。

社用車の鍵を紛失したらどうすればいい？

社用車の鍵を紛失したら、会社や上司に報告してください。予備の鍵を用意しているので、ひとまずそれで解決しましょう。

その後は始末書などある程度の処分が下ると思います。弁償に関しては会社の就業規則などに従ってください。

ただし、明らかに不当な請求などがあった場合は弁護士などに相談すると良いです。

車の鍵紛失をすぐに解決したいならレスキューインフォまで

車の鍵をすぐに作りたい方はレスキューインフォまでお電話ください。24時間365日営業しているので、曜日や時間帯を気にする必要はありません。

イモビライザーにも対応しているので、すぐに車を運転できるようにもなります。