2024/7/1 18:00

その他

DIYでドアノブ交換!測り方や古い・サイズが合わないなどの対処法も解説

ドアノブ交換の方法について解説

玄関や室内などのドアに付いているドアノブ。長年使っていると劣化や緩みが発生し、使いにくくなります。

今回は自分でドアノブを交換する方法について解説します。ぜひ挑戦してみてください。

この記事の概要

解説する解決方法

一人でもできる

手段

ドアノブの交換(様々な種類に対応)

時間の目安 費用の目安

10分~

0円~(自分で解決)

交換するドアノブを用意する方法

交換するドアノブを用意する方法

ドアノブを交換するには、新しいドアノブと交換するための道具が必要です。まずは、どうやってドアノブを選べば良いのか、どんな道具が必要なのかを解説します。

ドアノブの種類を決める

ドアノブの種類を決める

既存のドアノブと同じタイプにするのか、使い勝手の良いタイプに変更するのか決めます。

他には、鍵が付いているか、キーを使って解錠するのかなども判断基準にしてください。

場所 ドアノブの種類
玄関 レバーハンドル、プッシュプル、サムラッチ
室内 円筒錠、チューブラ錠、レバーハンドル、表示錠、間仕切錠、戸襖錠
その他 インテグラル錠

ドアノブのみを交換することはできますか?

ドアノブのみを交換することはできますか?

ドアノブのみの交換も可能です。ただし、違うメーカーや種類のドアノブに交換する場合、穴を開ける必要がありますので、互換性のあるドアノブかどうか確認してから購入しましょう。

既存のドアノブを測る

最初にドアノブの各部位の長さを測りましょう。

ドアノブの種類が違ってもサイズが同じであれば、交換することはほぼ可能です。サイズが合わなければ、ドアに穴を開けたり、埋めたりしなければいけません。

  • ドアの厚さ
  • フロントの高さと幅
  • バックセット
  • ビスと穴の位置

ドアの厚さ

ドアの厚さ

ドア側面の端から端までを測ると、ドアの厚さが分かります。

ドアの厚さによって対応するドアノブは異なります。サイズを間違えると、ドアノブとドアに隙間ができたり、ドアノブが取り付けられなくなります。

フロントプレートの高さと幅

フロントプレートの高さと幅

ドア側面にあるフロントプレートの横幅と高さを測りましょう。

既存のフロントプレートとサイズが合わない場合、新しく穴を開けたり、埋めたりする作業が必要になるので、フロントプレートも同じサイズのものを購入します。

バックセット

バックセット

ドアノブの中心からドア側面までの距離をバックセットと言い、この部分の長さも合わせる必要があります。

バックセットの距離が同じであれば、既存の穴を利用してドアノブを交換することができます。

ビスの位置

ビスの位置

フロントプレートやドアノブを固定しているビスの位置も確認してサイズの同じ商品を購入します。

ドアノブ交換に必要な道具を揃える

ドアノブ交換に必要な道具を揃える

ドアノブの交換に必要な道具は、プラスドライバーとマイナスドライバーです。また、円筒錠の場合はキリなどの細い棒も必要になります。

ドアノブのメーカーを選ぶ

ドアノブのメーカーを選ぶ

ドアノブのサイズや種類は一緒でも、メーカーによって穴の大きさなどが異なる可能性がありますので、図ったサイズを参考にしてメーカーや製品を選びましょう。

交換するドアノブを購入する場所

ドアノブの購入先 イメージ 特徴 価格
ホームセンター ホームセンターで鍵を買う 比較的安く購入できますが、店舗によっては販売の種類が少ない

・数千円~

鍵屋さん、金物屋 鍵屋さんや金物屋で鍵を買う ホームセンターでは取り扱っていない種類のドアノブも購入できる

・数千円~

インターネット インターネットで鍵を買う 様々なドアノブを購入できます。直接見ることはできないので、サイズ間違いに要注意

・数千円~

交換したいドアノブの種類やサイズが決定したら、ドアノブを購入します。どこで販売しているのか解説しますので、買いやすい場所へ行ってみてください。

ホームセンター

ホームセンターでは、実物を見ながらドアノブを購入できるので、サイズやデザインなどを細かく確認することが可能です。

既存のドアノブのサイズや写真をメモしたり、実物を持って行ったりすると失敗しにくいですが、店舗によっては交換したいドアノブが販売されていないこともあります。

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金物屋・店舗型の鍵屋

鍵屋さんなどの専門店でもドアノブを購入することができ、サイズや種類、型番などを伝えると、それに適したドアノブを提案してくれます。

また、交換依頼も承っているので全てお任せしたいということであれば鍵屋へ依頼しましょう。

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インターネット

インターネットでは様々な種類のドアノブが販売されているため、欲しいメーカーやデザインのドアノブを購入することができます。

ホームセンターで購入するよりも安く手に入れられる可能性もありますが、現物を見て購入したり、製品に関する相談がしにくかったり、到着までに時間がかかるのがデメリットです。

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自分でドアノブを外す方法

自分でドアノブを外す方法

ここからはドアノブの外し方について解説します。ドアノブの種類によって外し方は異なりますので、適した種類の外し方を選んでください。

賃貸住宅の場合、勝手に交換しても平気ですか?

賃貸住宅の場合、勝手に交換しても平気ですか?

賃貸住宅の場合、貸主に許可を取っておくと良いかもしれません。もし、経年劣化によってドアノブが故障した場合、貸主側が費用を負担してくれることもあります。

ドアノブを外す前に

ドアノブを外す前に

ドアノブの交換の前に、ドアが閉まらないようにストッパーを付けたり、テープでドアを固定しましょう。ドアノブを外した状態でドアを閉めてしまうと、ラッチボルトが動かないのでドアが開かなくなります。

古くて動かないドアノブの外し方

古くて動かないドアノブの外し方

ドアノブが古く、錆などで動かない場合は錆取スプレーなどを使いましょう。それでも動かない場合は、ドアノブをのこぎりなどで切断し、錆取スプレーや潤滑剤などを使って、ネジやドアノブを外してください。

ドアノブの交換方法

ドアノブの交換方法

ドアノブを外したら、新しいドアノブを取り付けて交換作業は終了です。ドアノブの種類ごとに取り付け方をご紹介します。

ドアノブを交換する際のラッチの向き

ドアノブを交換する際のラッチの向き

どのドアノブにも共通なのですが、ラッチの向きには注意しましょう。扉が閉まる方に曲線の部分が来るようにします。

そうでないと、ドアを閉める時に毎回ラッチを手動で動かさなくてはいけません。

ラッチだけの交換も可能ですか?

ラッチだけの交換も可能ですか?

ドアノブの調子は悪くないがラッチボルトの動きが悪い場合、ラッチのみを交換することも可能です。

『チューブラ錠』や『ドアノブ ケース』などで検索するとケースのみが出てきます。メーカーや型番などが適合すれば、交換可能です。ドアノブ全体を購入するよりも安く済みます。

ドアノブ交換の途中で起きやすいトラブル

トラブル対処方法 イメージ 特徴 価格
ネジが緩む ネジが緩んで鍵が取り付けられない 穴が大きくて、ネジが上手く締まらない場合はボンドや爪楊枝を差し込もう。

・ボンド
・爪楊枝

前の穴が見える ドアに前の加工穴が見える 前の鍵が大きかったため、設置用の穴がはみ出してしまう場合はシールなどを使って目隠しを行いましょう。

・�シール

ドアの厚みが足りない ドアの厚みが足りない ドアの厚みが足りずドアノブが浮いてしまう場合はエスカッションを使って厚みを作りましょう。

・エスカッション

バックセットが入らない バックセットが合わなくて入らない 新しいドアノブのバックセットが入らない場合、ドリルやヤスリでドアを加工する必要があります。

・ドリル
・ヤスリ

ドアノブ交換を行っている途中で起こりやすいトラブルがあります。それらの解決方法をご紹介しますので、トラブルが発生した際に役立ててください。

穴が大きく、ネジが緩む場合

穴が大きく、ネジが緩む場合

ネジ穴が広がり、新しいネジがしっかりと固定されない場合、爪楊枝などで穴埋めを行いましょう。

爪楊枝や割り箸などにボンドを薄く付けてから穴に入れ、ニッパーなどで切断します。固定されるまで時間をおいたら完了です。その上からネジを入れてドアノブを交換してください。

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前のドアノブの穴が見えてしまう場合

前のドアノブの穴が見えてしまう場合

ドアノブのサイズが合わないなどにより、前のドアノブの穴が見えてしまう場合はシールなどで隠しましょう。 パテなどで穴を埋めるには大きいですし、手間もかかるので、シールで隠すのが良いとも思います。

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ドアの厚みが足りない場合

ドアの厚みが足りない場合

ドアの厚みが足りず、ドアノブが浮いてしまう場合、エスカッションを使って厚みを出しましょう。

付属品と付いていればそのまま使い、付いていなければ新たに購入してください。ドアノブとドアの隙間にエスカッションを入れ、ドアノブが浮かず、しっかりと固定されれば大丈夫です。

エスカッションがなければ、ゴム板などを加工して両面テープで取り付ける方法もあります。
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サイズやバックセットが合わない

サイズやバックセットが合わない

用意したドアノブのバックセットが長く、奥まで入らない場合は、既存の穴を削って拡張しましょう。

ケースが奥まで入る距離を測り、そこまで電動ドリルを使って削ります。その後、やすりで穴を整えたらケースを入れてください。

奥まで入り、プレートで固定できたら大丈夫です。

逆にケースが入る穴が大きすぎれば、パテで埋めるという応急処置もあります。
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著者/レスキューインフォ 編集部

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