机の鍵の開け方が分からない!キャビネットやデスクを自分で開ける方法
鍵の開け方が分からない机やキャビネット・ワゴンの開錠方法を解説
会社での仕事や自宅での勉強のために欠かせない机。
「オフィスデスクの鍵が開かない!」「学習机の鍵が回らない・・・」というトラブルを自力で解決するため、本ページでは机の鍵の開け方をご紹介します。
自分で机の鍵を開ける方法だけでなく、開かなかった場合の対処法・鍵開けのために掛かる費用も合わせてご案内します。
自分で机の鍵を開ける3つの方法
では、机の鍵開けの方法をさっそく紹介します。
①クリップやヘアピンなどでピッキングして開ける
まず、机の鍵をピッキングして開ける方法があります。
身近にあるクリップやヘアピン・安全ピンなどの道具だけで、コツを掴めば簡単に鍵を開けることができます。
用意するのはクリップなどの針金2本
ピッキングのために用意するのは、テンションレンチとピックです。
いずれも鍵屋でなければ所持していないため、クリップや針金などで代用しましょう。先端を少し折り曲げて、机の鍵穴に差し込んでも変形しないよう加工しておきます。
鍵穴に差し込んで内部のピンを押し込む
鍵穴の中には、複数の小さなピンがあります。
これらのピンは鍵に対して垂直方向に伸びています。差し込んだ鍵によって、全てのピンがそれぞれの正しい深さまで押し込まれることで、鍵が開きます。
ピッキングではクリップや針金を使い、あたかも鍵を差し込んだかのように、鍵穴の中のピンを押し込んでいきます。正しい深さに押し込むと「カチッ」と小さな音がするので、それを頼りに作業します。
すべてのピンを正しく押し込むと鍵が回る
全部のピンを正しい深さに押し込んだら、鍵が回るようになります。
わずかな衝撃でピンが動くと、深さが変わり鍵を回せなくなるので、ゆっくり鍵を回しましょう。
②ハサミやドライバーでこじ開ける
ハサミやマイナスドライバーなどの工具でこじ開ける方法もあります。
ピッキングでは開かなかった鍵も、この方法で開けられるケースがあります。こちらも身近な道具だけで開錠できるので、挑戦する価値のある手法です。
鍵穴の奥までハサミやドライバーを差し込んで回す
鍵穴の奥まで工具を差し込むと、鍵が回せることがあります。
一度目では回らなくても、繰り返し工具を差し込むにつれてピンがランダムに動きます。これを何度か続けると鍵が開く可能性があるので、根気よく挑戦しましょう。
鍵が回ることがあるが壊れる危険もある
鍵穴は繊細なので、力ずくで回そうとすると壊れる危険があります。
そのため、壊したくない机の鍵でこの手段を使うのは避けましょう。ハサミやドライバーでこじ開ける方法は、鍵を破壊してでも開けたい時の選択肢です。
③ドリルやバールで破壊して開ける
机の鍵を開ける最終手段として、ドリルやバールで破壊する方法があります。
何としても鍵を開けたいとき・他の人に知られずに中のものを取り出したいときには、この方が重宝されています。市販されている道具で鍵開けできるので、誰でも真似がしやすい方法です。
机や鍵が壊れてもよければ鍵を破壊して開ける手段がある
引き出しの中のアイテムを何としてでも取り出したい時があるでしょう。
そんな時には、机や鍵を破壊して鍵を開けます。具体的な方法は以下の通りです。
ドリルやバールを鍵穴に当てて壊していく
電動ドリルを鍵穴に対して垂直にして、鍵を破壊しながら穴を開けていきます。シリンダー部分をすべて壊せれば鍵は空転するので、自由に開け閉めできるようになります。
また、バールでかんぬき部分を破壊するという手段もあります。引き出しの隙間やかんぬき部分にバールをひっかけて、テコの原理で力を加えるのがコツです。
自分や周囲の安全には配慮しながら作業する
頑丈な机の鍵を破壊するためには相当な力が必要です。
作業時には軍手やゴーグルを装着し、もしも木片や金属片が飛散した時にもケガをしないようにしましょう。周囲の安全にも注意し、人のいない場所で作業をするのがオススメです。
それでも机の鍵が開かない場合にはどうすればいい?
ここまで紹介した方法でも鍵が開かない場合や、鍵を壊さず開けたい場合にはどうすればよいでしょうか?
出張鍵屋に相談すればすぐに机の鍵開け作業に来てもらえる
鍵のプロフェッショナルである出張鍵屋は、机の鍵開けにも精通しています。
そのため「鍵を壊さずに開けたい!」「とにかく早く中身を取り出したい・・・」など、依頼者の希望に合った作業を任せることが可能です。
レスキューインフォでは、机の鍵開け作業を24時間体制で実施中。作業に関するご相談・出張のご依頼は、いつでもフリーダイヤルでまでお待ちしております。
机の鍵開けを業者に依頼する場合の費用
最後に、机の鍵開けを業者に依頼する場合にかかる費用について解説します。
鍵開け作業にかかる費用は鍵屋によって異なる
机の鍵開けを実施する費用は、鍵屋によって差があります
ホームページやチラシで情報を集めるだけでなく、作業を実施してもらう前に見積もりを出してもらって把握しましょう。
鍵の種類や必要な作業によって費用は前後する
鍵屋によって費用に差があるだけでなく、開けてほしい鍵の種類・必要な作業によっても料金は前後します。
子供用の学習机
子供用の学習机の引き出しには鍵が付いています。
学習机の鍵と言っても開錠費用は様々で、高額になるケースも見られます。それは、シリンダーを分解・クリーニングする必要がある場合、錠前ごと破壊する必要がある場合などです。
簡単な作りに見える鍵であっても、まずはレスキューインフォに相談してみましょう。
オフィスのデスクや片袖机
左右の片側のみに引き出しが付いている机は「片袖机」と呼ばれ、学校やオフィスでもよく見かけます。
片袖机は、一番上の薄い引き出しや、一番下の深さがある引き出しなどに鍵が付いています。これらの鍵開けには、シリンダーの取り外しや部品の分解・全体の交換など、高度な技術が必要な場合もあります。そのため、作業の費用にもバラつきが生じます。
料金面だけでなく、どのような作業が必要かを確認するためにも、鍵屋に見積もりを出してもらいましょう。
脇机やデスクワゴン
机の下に収納するデスクワゴンや、机の面積を広げるため便利な脇机。
脇机やデスクワゴンの開錠にかかる料金は、鍵の種類・性能だけでなく、劣化の度合い・必要とする作業に応じて異なります。
無理に自分で開けようとすると、鍵穴を傷付けて修理費用が高額になる恐れも。費用の見積もりを業者に依頼し、鍵開け作業をプロの手に任せるのが無難です。
キャビネット
書類などを保管するのに欠かせないキャビネット。
主にオフィスで見かけるキャビネットは、商品によって鍵開け方法が大きく異なります。
作業にかかる費用にも幅があるため、作業前に見積もりをきちんと出してもらいましょう。
ダイヤルロックの鍵開けに掛かる費用は業者によって異なる
ダイヤルロックの鍵開けに掛かる費用は業者によって異なる
また、鍵を破壊してもよいか否か・暗証番号をリセットしてもよいか否かなど、依頼者の方のニーズによっても費用は異なります。作業をスタートする前に要望を伝え、業者に見積もりを出してもらいましょう。