鍵穴が硬い!自分で解決する裏ワザ・鍵の不調を放置する危険性をプロが解説
鍵は毎日使うものですから、回りが悪いとイライラしてしまいますよね。
今回は鍵穴が悪くなる原因と修理方法を紹介します。
このコラムを読んでストレスフリーな生活を手に入れましょう。
この記事の概要
解説する解決方法
一人でもできる
手段
鍵の洗浄、鍵穴の洗浄、鍵屋に依頼など
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鍵穴が硬い時の対処法と修理時のNG行為を鍵の専門家が伝授
鍵が入れにくくなったり、鍵穴が硬くなったりするトラブルに突然見舞われることがあります。
本ページでは、硬くなった鍵穴を回しやすくする方法や、自分で修理できない場合の解決手段についてご紹介します。また、鍵穴が硬いときにやってはいけない対処方法についても、鍵の専門家である鍵屋のスタッフがご案内します。
硬い鍵穴を自分で回しやすくする方法6選
対処法 | イメージ | 特徴 | 使う道具 |
---|---|---|---|
鍵穴内のゴミを取り除く | 鍵穴が固い原因としてゴミが溜まっている可能性があります。 | ・掃除機 ・エアダスター |
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潤滑スプレーを吹きかける | 鍵穴が固い原因として潤滑不足の可能性があります。 | ・鍵用潤滑スプレー |
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鍵表面のゴミを取り除く | 鍵穴が固い原因として鍵の汚れが関係している可能性があります。 | ・歯ブラシ |
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鍵を鉛筆でなぞる | 鍵を鉛筆でなぞることで固い鍵が回る可能性があります | ・鉛筆 |
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ストライクの位置を調整 | ドアのストライクを調整する事で改善される可能性があります。 | ・ドライバー |
|
別の鍵を使用する | 純正の鍵や合鍵を使用する事で改善される可能性があります。 | ・新しい鍵 |
では、硬くなってしまった鍵穴を自分で回しやすくする方法について、さっそくご紹介します。
①鍵穴のゴミを掃除機やエアダスターで取り除くと硬い鍵が回る可能性がある
鍵穴が硬い原因として、鍵穴内部に砂・ホコリなどのゴミが付着していることが考えられます。
解決法は鍵穴部分に掃除機のノズルを近付けて、内部のゴミを取り除く方法です。また、エアダスターを使うことでも、同様の効果を得ることができます。
一覧へ戻る②鍵や鍵穴に潤滑スプレーを吹きかけると硬い鍵が回る可能性がある
鍵穴のゴミを取り除く作業に合わせて、鍵や鍵穴に鍵用潤滑スプレーを吹きかけることもオススメです。
しかし、市販されている潤滑スプレーの中には、鍵に対して使用できないタイプもあるので注意しましょう。鍵非対応だと、鍵穴の中で成分やホコリが固まり、更に鍵が硬くなる恐れがあります。
一覧へ戻る③歯ブラシで鍵の表面の汚れを取り除くと硬い鍵が回る可能性がある
鍵に付着した汚れが原因で、スムーズな開け閉めができなくなっている可能性があります。
汚れが付着していたら、水は使わずに古くなった歯ブラシや乾いた布を使って、表面の汚れを取り除いていきます。
一覧へ戻る④鍵に鉛筆の黒鉛を付けると硬い鍵が回る可能性がある
大手鍵メーカーも推奨するのが「鍵に鉛筆の黒鉛を付ける」方法です。
用意するものは鉛筆のみ。なるべく黒の濃い鉛筆で、硬くなっている鍵の表面を鉛筆でなぞると潤滑剤の代わりになります。
一覧へ戻る⑤ドアやストライクの位置を動かすと硬い鍵が回る可能性がある
鍵穴が硬くなっている原因は、鍵以外の場所にある場合も考えられます。ストライク(ドアについている穴)と、デッドボルト(鍵をかけた時に出る棒)が同じ高さにあることで鍵が掛かります。
自力でドアの高さを調整するのは困難ですが、ストライクの微調整なら自分でもできることがあります。その方法は以下の通りです。
ステップ① ストライクを固定しているネジをドライバーで緩める
まず、ストライクを固定するネジを緩めます。
ネジを外してしまうと戻すのが面倒なので、少し緩めるくらいにして、ストライクが数センチ程度動かせる程度にしましょう。
ステップ② ストライクの位置を微調整する
固定しているネジが緩まったら、ストライクの位置を調整していきます。
ストライクの位置を限界まで調整しても、デッドボルトにぶつかってしまう場合は、ドアの穴を拡げるなど大掛かりな作業が必要です。出張鍵屋に相談する事をおススメします。
③ネジを再び締めて、ストライクを固定する
デッドボルトがストライクに収まる位置に調整できたら、プラスドライバーで再びネジを締めていきます。
何度かドアを開錠・施錠してみて、デッドボルトがストライクにぶつかっていなければ作業完了です。
一覧へ戻る⑥純正の鍵や新しい合鍵に交換すると硬い鍵が回る可能性がある
ここまでの方法でも鍵穴の硬さが解消されなかった場合、新しい鍵(付属した鍵、スペアキー)を試しましょう。
新しい鍵をうまく差し込むことができたら、鍵側に問題があることが分かります。逆に、新しい鍵でも硬いままの場合には、鍵穴や錠前側に原因があると推測されます。
一覧へ戻る硬い鍵穴を自分で修理できない場合の対処法
ここまで、硬くなった鍵穴を修理する方法について紹介しました。では、ここで挙げた6つの方法でも鍵を修理できない場合には、どう対処すればよいでしょうか?
出張鍵屋に相談すれば硬い鍵穴の修理やメンテナンスができる
鍵のプロフェッショナルである出張鍵屋は、硬くなった鍵の修理・メンテナンスも多く実施しているため、これまでの経験を元にした作業が可能です。
レスキューインフォでも、硬くなった鍵の修理・メンテナンスを全国各地で実施中。ご相談は24時間いつでも、フリーダイヤルでお待ちしております。
古くて硬い鍵は出張鍵屋に交換してもらうのがオススメ
鍵の寿命を10年であり、これを過ぎた鍵は交換することが推奨されています。硬くなった鍵が設置から10年以上が経過している場合、交換をオススメします。
レスキューインフォでは最新の鍵を多数取り揃えておりますので、いつでもフリーダイヤルでご相談ください。
鍵穴が硬いときにやってはいけない処置
繊細な構造をしている鍵は、修理時に気を付けるべきポイントがいくつかあります。そこで、鍵穴が硬いときにやってはいけない対処法をご紹介します。
硬い鍵を無理やり鍵を回そうとする
鍵穴が硬いときに、鍵を無理やり回そうとするのはご法度です。こうすることで、鍵が鍵穴の中で折れてしまうケースが全国各地で発生しています。
鍵穴の中で鍵が折れると、取り出すのが非常に困難。数十万円の作業費用が掛かることもあるので、過度な力で鍵を回すのは大変危険です。
鍵穴に鍵以外のものを差し込む
硬くなった鍵穴を何とか回そうとするために、鍵穴に鍵以外のものを差し込む行為は鍵穴内部に傷を付けるリスクがあります。
どうしても鍵穴の中のゴミを取り除きたいと思ったら、ドライヤーやエアダスター・掃除機などを使用して、ゴミを吹き飛ばすようにしましょう。
鍵用ではない潤滑スプレーを使用する
鍵穴に対応していない潤滑剤は、鍵穴の内部で粘り気を持ったり、砂やホコリを固めたりする恐れがあります。
鍵用以外の潤滑スプレーを使用した場合には、鍵屋に頼んで鍵穴をクリーニングしてもらいましょう。
鍵穴が硬くなる原因
ここからは、鍵穴が硬くなるのを予防するために、原因について確認していきます。
硬い原因が鍵穴の中に砂やゴミが溜まっている場合
屋外にある倉庫・物置・ガレージや、使用頻度の低い勝手口・金庫・ショーケースなどの鍵は、鍵穴内部にゴミが溜まりやすい傾向があります。
解決方法は、上の項目で紹介したように、鍵穴のゴミを掃除機やエアダスターで取り除いたり、潤滑スプレーを使用したりするのがオススメです。
鍵穴の潤滑剤が減っていると硬くなる
潤滑成分が減っていくと、鍵の抜き差しがしにくくなる原因にもつながります。
潤滑剤が減ったことで鍵が硬い場合には、鍵用の潤滑スプレーを差すか、鉛筆の黒鉛を鍵に塗ることで解決しましょう。
鍵に汚れが付着していると硬くなる
鍵の表面にこびりついた汚れは、鍵が硬く回しにくくなる原因のひとつです。
鍵の表面に付着した汚れは、乾いた布や歯ブラシなどで、水を使わずに落とすのがオススメです。
鍵がすり減っていると硬くて回らない事がある
鍵を長年使い続けると、鍵穴と多く接触する部分がすり減ってしまうため、回す際に硬さを感じます。
新しい合鍵や純正キーに交換することで、硬さが解消されることがあります。
硬くなった鍵穴を放置しているとどうなる?
鍵穴が硬くても鍵を差し込めないわけではありませんが、そのまま無理に使い続けるのは危険です。最後に、硬い鍵穴を放置していると起こるトラブルについてご紹介します。
硬くなった鍵穴を放置すると鍵が折れたり曲がったりする
鍵穴が硬い状態で鍵を抜き差ししていると、鍵に負担が掛かり、ある日突然鍵がポキっと折れてしまうことがあります。
変形した鍵は、鍵穴に差し込むことができません。このような事態に陥る前に、鍵の硬さを解消しましょう。
硬くなった鍵を放置すると鍵を回せなくなる
鍵が硬いということは、錠前や鍵に何らかの不調が生じている証拠でもあります。
もしも鍵の硬さや違和感に気が付いていたら、早めににその原因を解決しておくことが重要です。
鍵穴が硬くてお困りの時はレスキューインフォが駆け付けます
レスキューインフォでは、鍵穴が硬いという段階での、鍵のメンテナンス・修理・調整作業も実施しています。もちろん、新しい鍵への交換も承ります。
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