スマートキーと家の鍵を一緒にするのか別々にするのか解説
みなさんは車の鍵と家の鍵をどうやって持ち歩いていますか?一緒に持ち歩くと便利ですが、意外な落とし穴もあります。
今回は車の鍵と家の鍵を一緒に持ち歩く危険性や管理方法などについて解説しますので、盗難などに被害に遭わないための対策に役立ててください。
目次
車の鍵と家の鍵を一緒にする危険性
まずは車の鍵と家の鍵を一緒にする危険性から解説します。
家の鍵まで渡してしまう
車のメンテナンスやホテル、駐車場など車の鍵を預ける場面があると思います。その時に家の鍵まで渡してしまうのは危険です。
もし、家の鍵を持ち出されて合鍵を作られた場合、後日空き巣などの被害に遭うかもしれません。持ち出されなくても、鍵番号や形状を写真などに収められるだけで合鍵が作られてしまいます。
車の鍵と家の鍵を一緒にしている方は、他人へ渡す時に別々にするようにしましょう。
紛失した時の被害が大きい
家の鍵と車の鍵を一緒に紛失してしまうと、回復にかかる費用が高くなりやすいです。
スマートキーをディーラーで作成すると3万円くらい、家の鍵を開けるのに数万円かかります。
別々に持ち歩くと管理が大変ですが、両方紛失するよりも安く解決できるので、不安な方はリスクヘッジをしておきましょう。
車の鍵と家の鍵を一緒にする方法
車の鍵と家の鍵を一緒に持ち歩きたい方へ、安全な方法をご紹介します。
簡単に外せるキーホルダーを付ける
誰かに鍵を渡す時、すぐに車と家の鍵を分離することができれば、合鍵を作られる確率を減らすことができます。
なので、簡単に外すことのできるキーホルダーで車と家の鍵を一緒にしておきましょう。リングだと外しにくいので、フックやカラビナ、紐などがおすすめです。
ただ、時間が経つと取り付け部分が弱くなり、勝手に外れてしまうこともあるので、緩くなってきたら早めに交換しましょう。
キーケースに入れる
キーケースに車と家の鍵を入れて持ち歩く方法もあります。簡単に取り外しのできるものにすれば、鍵を渡す時も安心です。
キーケースは鍵をなくしにくくなるというメリットもあります。ケースが大きいので、カバンなどから落ちた時に気づきやすかったり、紐でカバンに括り付けたりすることが可能です。
スマートタグを付ける
車と家の鍵を紛失すると解決にかかる費用が高くなります。紛失しても鍵を見つけることができれば、その費用を払う必要はありません。
そこで有効なのがスマートタグです。付けておくとGPSによる位置情報が付与されるので、スマホで鍵がどこにあるのか把握することができます。また、音が鳴る製品もあるので、家やカバンなどで鍵が見つからない時に便利です。
電池切れになると機能が使えなくなるので、電池の残量を確認しながら使用してください。
車の盗難防止になる持ち歩き方
スマートキーの電波を増幅させて車を窃盗する『リレーアタック』という犯行手口があります。その被害に遭わないための持ち歩き方について解説します。
電波を遮断するケースなどに入れる
スマートキーの電波を遮断するカバーやケースが販売されているので、それを使ってリレーアタックを防ぎましょう。
ケースがない場合は、アルミホイルに巻いたり、缶のケースにしまったりする方法もあります。どちらも電波を遮断する機能を持っているので、リレーアタックを防止することが可能です。
節電モードにする
スマートキーによっては節電モードが付いており、電波を発さない状態にすることが可能です。トヨタの場合、施錠ボタンを押しながら、解錠ボタンを2回押すと節電モードになります。
リレーアタックを防ぐことができる他、電池の消耗も抑えられる一石二鳥の対策です。
車の盗難防止になる管理方法
家の中にスマートキーを置いていてもリレーアタックの被害に遭ってしまいます。防止するには電波を発しない場所に保管しておくことが重要です。
缶のケースに入れておくのが簡単な方法で、電波の遮断と鍵を置く場所を一定にする効果があります。置く場所を一定にしておくと、家の中で鍵を紛失する確率を減らすことができ、鍵を探す時間をなくすことが可能です。
クッキーなどが入っていた缶ケースでも十分に効果を発揮するので、家の中で使えるものがないか確認してみてください。