バンピングってどんな手口?仕組みと対策を徹底解説します
バンピングの仕組み・狙われやすい鍵と対策方法を紹介
バンピングという手口での空き巣が増えていることをご存知ですか?
ピッキングやガラス割り、サムターン回しなどと同様でバンピング対策も重要です。
今回は、バンピングの仕組み、鍵が開く原理、狙われやすい鍵の種類や対策方法を紹介します。
この記事の概要
解説する開け方
一人でもできる
手段
バンピング
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「バンピング」とはどんな手法か
まず、バンピングの基礎知識を解説します。
空き巣犯が鍵開けに用いるバンピングとは、どのような手法なのでしょうか?
バンピングに必要な特殊な鍵(バンプキー)とハンマーを用意する
バンピングで使用するのは、バンプキーとハンマーです。
バンプキーは、一見すると普通の鍵なのですが、通常とは異なる特殊な形状に削られています。 ハンマーは、ゴムや樹脂・シリコン素材のものが多く使われます。
バンプキーを差し込んで叩く
シリンダーに対応したバンプキーを差し込んだら、バンプキーの持ち手部分をハンマーで叩きます。
バンプキーを叩いて鍵穴内部のピンに衝撃を与える
バンプキーの持ち手部分を叩くと、鍵穴内部のピンが跳ね上がるのでその瞬間にバンプキーを回せば開錠できる仕組みです。
バンピングを何度か繰り返すとピンが揃って鍵が開く
バンプキーを差し込んだら開錠方向に力を入れながらバンプキーをハンマーで叩きましょう。
何度かハンマーでバンプキーを叩いていると、ピンが揃って鍵が開きます。
バンピングの恐ろしい点
特殊な道具で衝撃を与えて鍵を開けるバンピング。
この方法の恐ろしい点は、大きく分けると以下の3点です。
道具が揃えば誰でも簡単バンピングができる
ピッキングやサムターン回しと違って、バンピングは道具が揃えば簡単に開けられます。
開けたい鍵のシリンダー型番を特定するのは難しいですが、それが出来れば初心者でも簡単なので注意が必要です。
バンピングは短時間で鍵が開く
バンピングには技術がいらない上、作業時間も短いため空き巣犯にぴったりの手段です。
ピッキングでは10分かかってもバンピングでは1分で開くこともあります。
バンピングはピッキングより痕跡が少ない
バンピングはバンプキーを叩くため、鍵穴やドアノブが傷つくことがありません。
鍵の閉め忘れと勘違いすることもあるほど、痕跡が少ないです。
バンピングで狙われやすい鍵の種類
ここまで、バンピングの仕組みやリスクについて解説しました。
バンピングのターゲットにされやすい鍵があるので、この点も押さえておきましょう。
もしも以下に該当するようであれば、鍵交換を行い事前にトラブルを回避しましょう。
ピンシリンダー錠はバンピングで狙われやすい
ピンシリンダー錠の特徴は、鍵の片側が真っ直ぐで反対側がギザギザしています。
ピンシリンダーは、防犯性が低いためバンピングで簡単に開けられてしまいます。
初期のディンプルキーもバンピングで狙われやすい
鍵の表面に丸い凹みがあるディンプルキーの初期モデルも、ピンシリンダー錠と同様でバンピングで簡単に開いてしまいます。
最新のディンプル錠はバンピング対策されているので、何年も前から使っている鍵なら早めに交換しましょう。
バンピングの被害を防ぐためには?
最後に、誰でもできるバンピングの対策をご紹介します。
バンピング対策を行っておくことで、空き巣被害から自分や家族を守りましょう。
バンピング対策に有効な最新のディンプル錠に交換する
最新のディンプル錠は配列が複雑なのでバンプキーの作成が困難になり、バンプピング対策に高い効果を上げています。
非接触型の電子錠に交換するとバンピングが不可能
電子錠に交換すると鍵穴に鍵を差し込むことがないので、バンピングの被害を防ぐことができます。
補助鍵を追加するとバンピングが不可能
バンピングにはシリンダーに対応したバンプキーが必要なため、補助鍵を取り付けるとバンピングが不可能になります。
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